8月25日(金)
長野県池田町のカフェ風のいろで行われた「大西浩次講演会『銀河鉄道の夜への旅』」に行ってきました。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は出てくる星座を追いつつ読むのが楽しい小説ですが、だからと言って理解や納得などは全く頭の中に無く、文庫本の小さい文字より絵本に走る私でした。
今回、大西先生は宮沢賢治の言葉の表現などから、参考にしたであろう書物や賢治の生い立ち、心象風景などのお話や、今なら賢治の時代より解っていることが多い宇宙ですが当時の賢治にとって銀河とはどの範囲を表すものであったのか、今の銀河と星雲の違いなどなど、理科の先生であった賢治を大西先生ならではの物理的解釈で読み解き、また時に天文学者やアインシュタインの名を出しながらお話して下さいました。
そんな時間は楽しく、あっと言う間に過ぎてしまいました。
今回講演会が行われたカフェ風のいろさんでは「大西浩次 銀河鉄道の夜への旅」の写真展も行われています。
是非お立ち寄り下さい。